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2006年6月24日 (土)

第二章 HOLIDAY 第二話

姫音は散らかってるというけれど、彼女の部屋は僕の部屋よりかは何倍も片付いている。

冷房が少し寒かったので、僕はエアコンのスイッチを切り、部屋の真ん中に置かれたガラスの低いテーブルに姫音と向かい合って座る。

そうして、僕らはおしゃべりに時間を費やし、たまにゲームをしてみたり。

いつものように、二人の時間は過ぎていく。

二人でいる時間は本当に早く感じる。気が付けば7時になっていた。

「あ、俺もうバイト行かなきゃ」

「またバイト?あんまり無理しちゃだめだよ?」

僕の計画は姫音には秘密にしてある。驚かせようと思ってだ。

「わかってる。来月は一日中一緒にいれる日作るから!!」

僕はそういって、部屋を出ようとした。

「そんなにバイトしてどうするの?」

僕はドキッとした。顔に出ないように気をつけながら

「い、いや、ちょっとほしいものがあるんだ」

と笑いながらごまかす。

「そっか。私はね、蓮音がいればほかに何もいらないよ」

寂しそうな顔で姫音は言った。

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コメント

なんか事件が起こりそぉですね★
嵐の前の静けさって感じ…

投稿: みお | 2006年6月24日 (土) 19時48分

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